2024年のロードレース世界選手権、最高峰クラスのMotoGPでマルティン選手が年間チャンピオンを獲得。WRSは空力面からサポートし、同じくWRSを装備したMoto2、Moto3においてもチャンピオンを獲得したことで、全カテゴリー制覇となる快挙を果たしました!
2024年ロードレース世界選手権、WRS大活躍!
皆様こんにちは、iMotorcycle Japanです。
2024年も残すところ1ヶ月を切りました。MotoGP、Moto2、Moto3の全カテゴリーで大変盛り上がった2024年のロードレース世界選手権ですが、iMotorcycle Japanが取り扱うWRSウィンドスクリーンにとっても大活躍の一年となりました!
従来よりオンロード・オフロード問わず、多くのレーシングチームに採用されてきたメジャーなウィンドスクリーン、WRSですが、

2024年シーズンのロードレース世界選手権、Moto3カテゴリーでは20戦中14勝し、圧倒的スピードを発揮したダビド・アロンソ(David Alonso)選手が、またMoto2カテゴリーでは小椋藍(Ai Ogura)選手の日本人ワールドチャンピオン獲得が話題となりました。

そして、なんと言ってもトップカテゴリーとなるMotoGPにおいて、Prima Pramac Racingのホルヘ・マルティン(Jorge Martin)選手が年間チャンピオンとなり、最高の栄誉を獲得!

WRSとしても、MotoGP、Moto2、Moto3すべてのカテゴリーにおいて、WRSのウィンドスクリーンが装着された全マシンがチャンピオンに輝くという快挙となり、そのパフォーマンスを十二分に証明してくれたシーズンとなりました♪
2024年MotoGP、マルティン選手の活躍
2023年同様、2024年のMotoGPはDucatiの速さ、強さが際立ったシーズンとなりました。
MotoGPクラスにはファクトリーであるDucati Lenovo Teamの他、サテライトチームのPrima Pramac Racing、Gresini Racing、Pertamina Enduro VR46 Racing Teamの全8台のDucatiが参戦、熾烈な戦いを繰り広げました。

ディフェンディングチャンピオン、Ducati Lenovo Teamのペッコ・バニャイア(Francesco Bagnaia)選手とPrima Pramac Racingのマルティン選手がシーズンを通して接戦を繰り広げ、チャンピオンシップ争いが最終戦まで縺れたことや、ファクトリーチーム vs サテライトチームという同じDucatiマシン争いの様相も呈し、2024年MotoGPは大いに盛り上がりをみせてくれました。
バニャイヤ選手とマルティン選手の最終戦バルセロナGP後のポイント差はわずか10ポイント。僅差でマルティン選手の新王者獲得となりました。
2024年シーズン、優勝の数は圧倒的にバニャイヤ選手が上回っていましたが(マルティン選手3勝に対し、バニャイヤ選手は11勝)、マルティン選手はポディウム獲得をコンスタントに積み重ね、転倒リタイヤの少ない抜群の安定感を発揮したことでバニャイヤ選手に競り勝ちする結果となりました。
GPマシンのエアロダイナミクスに貢献するWRS
そんなマルティン選手といえば「肩擦り」ですよね!

何度見ても信じられない…コーナリング中のマルティン選手のライディングフォーム!。
「膝擦り」から「肘擦り」、そして「肩擦り」とライディングフォームはオートバイの性能の向上によって、時代と共に変遷してきました。現代のMotoGPマシンは高いコーナリングスピードを維持することで、次のストレートの加速、ストレートエンドへの最高速へ無駄なく繋げていけるかが重要と言われます。
マルティン選手は肩を擦るほどに極限までイン側に体を倒しながらバンクさせ、コーナーを駆け抜けていく訳ですが、最新の電子制御技術やエアロダイナミクスがあってこその技なのでしょう。MotoGPマシンの特性を最大限生かせるマルティン選手のライディング技術には関心させられますし、彼の強さの一つと言っても良いのかもしれません。

GPマシンのエアロダイナミクスには、フェアリングデザイン(ダクト・スリット等)、ウィングレット、テールウィング…等々、いろいろな要素がありますが、ウィンドスクリーンはその最たるものです。
オートバイの最前面に位置し、空気という壁(抵抗)を突破するための重要なパーツであり、効率的な整流、ダウンフォースの発揮、挙動の安定、強度の確保など求められる機能は多く、300km/hの領域で1/1000秒を競うレースにおいて高レベルのテクノロジーが要求されています。
WRSがレースの世界において結果を残せるのは、高い性能と信頼性があるからに他なりません。そして、勝利に驕ることなく、より良いウィンドスクリーンを求めて日々研究開発が繰り返されています。
市販車向けのウィンドスクリーンも、レースという極限状況下で磨きあげられたノウハウを市販品に落とし込んだ製品達。多くのお客様に身近に体感していただけるように豊富なラインナップが用意されています♪
マルティン選手はDucatiからApriliaへ…
マルティン選手は、2025年から新天地Aprilia Racingに移籍、タイトル防衛を目指します。
ApriliaのRS-GPはエアロダイナミクスにおいては最も先進的なマシンと評価の高いマシンですので、マルティン選手のライディングの強みが今まで以上に発揮されるのでは?と想像が膨らみます。

また、RS-GPにはこちらも弊社取り扱いメーカーであるSC-Projectエキゾーストが装備され、2025年はエンジンのパフォーマンスの面からマルティン選手をサポートをします!

2025年に向けてのシーズンオフテストでRS-GPを初乗りしたマルティン選手は好感触を抱いているようですので、来期の活躍も大いに期待したいところです♪
また、2024年のMoto3チャンピオンのアロンソ選手はMoto2(CFMOTO Aspar Team)へステップアップ、Moto2チャンピオンの小椋藍選手はMotoGP(Trackhouse Racing)へステップアップとそれぞれ新たなステージでの戦いに挑みます。
両ライダーのマシンにはWRSウィンドスクリーンが引き続き装着され、さらに小椋選手のライディングするTrackhouse Racingのマシン(Aprilia RS-GP)には、マルティン選手同様SC-Projectが装備されております!
2025年ロードレース選手権、それぞれの選手、チーム、マシンと併せて、WRS、SC-Projectの活躍にも注目していただければと思います!!
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