スタイリングに定評のあるLighTechのLEDウィンカーをスズキGSX-8Sに取り付けてみました。同社製のフェンダーレスキットとも相性抜群のマルチピクセルタイプのLEDウィンカー、その取り付け手順と完成形を詳しくご紹介します!皆様のオートバイにも是非LighTechをご検討ください ♪
LighTech LEDウィンカーのご紹介
皆様こんにちは、iMotorcycle Japanです。今回のブログはLEDウィンカーの話題です ♪
皆様のオートバイにはどのようなウィンカーが装備されていますか?ノーマルの状態?それとも社外品にカスタマイズなさっていますか?
近年の灯火類のLED化の流れを受け、ウィンカーも御多分に漏れずLED化されてきています。メーカー出荷時、標準でLEDウィンカーが装備されている車両も増えてきているようですね。そして、社外品のLEDウィンカーについては、単にフィラメントの電球がLEDに変更されてきただけでなく、シーケンシャルウィンカー(いわゆる「流れるウィンカー」)やテール・ブレーキライト内蔵タイプなど、新たな技術が投入された色々な特徴を持つ製品が販売されています。
LighTechのLEDウィンカーは、近年のウィンカーの変化を捉えながら、さらに最先端のトレンドを追求し、洗練されたデザインにまとめあげたラインナップが特徴となっております。
ウィンカーはオートバイの四隅にあって点滅するパーツですので、ぱっと見たときに意外に存在感があるものです。大きすぎても、小さすぎても、オートバイ全体の見た目のバランスを崩してしまいます。保安部品といえどもこだわりたいものですね。
LighTechのLEDウィンカーは幅広い車種にマッチするモデルがラインナップされていますので、その一部を今回ご紹介したいと思います。
LighTech LEDウィンカーをGSX-8Sに取り付け♪
以前のブログでLighTechフェンダーレスキット(アジャスタブルナンバープレートホルダー)の取り付けをご紹介したGSX-8S。
フェンダーレスキットの装備により、コンパクトで良い感じになったテールライト周りではありましたが、ノーマルのウィンカーの存在感が相対的に大きくなり、少々気になる部分となっていました。
今回はその点を改善させるため、LighTech LEDウィンカーのラインナップの中から、マルチピクセルLEDウィンカー(FRE936NER)に換装してみました。前後の統一感も考慮し、フロントウィンカーも併せて交換です!
今回ご紹介するLEDウィンカーの特徴を簡単にご紹介しますと…
・マルチピクセル(LEDの粒感のない発光)♪
・ブラックのボディー裏側にはワンポイントのLighTechのロゴ ♪
・程よくコンパクトなサイズ&クールなデザイン ♪
・LighTechアジャスタブルナンバープレートホルダーとの相性が抜群!
といったところでしょうか。
それでは、実際の取り付け手順を以下にご紹介いたします。
GSX-8Sフロントウィンカーの交換
今回取り付けるLEDウィンカー「FRE936NER」にはすでに一般的なオスのギボシが作成されています。
一方、GSX-8Sのノーマルウィンカーは「JWPF 025」型の防水カプラーを使用しています。
したがって、LighTechウィンカーを車体に接続するためには、接続部を加工する必要がありますが、ノーマルウィンカーのカプラーは極小の端子で、いちから作成するのは難易度が高めです。ですので、ノーマルウィンカーの配線を切って再使用し、LighTechのオスギボシへの接続配線を作成するのが最も簡単な方法です( ↓ )。
まずは、ノーマルのフロントウィンカーの取り外しから。
ヘッドライトカウルの裏側からナット(2面幅10㎜)で固定されていますので、まずはカウルを取り外していきましょう。
といっても、ヘッドライトカウルを完全に取り外さず、前方にずらすことでヘッドライトカウル裏側のウィンカー取り付けナットにアクセスすることができます。
上側の左右2箇所のヘキサンゴンボルト(BK)とリベット4箇所、下側2箇所のヘキサゴンボルト(SIL)を取り外すとヘッドライトカウルを前方に移動できるようになります(裏側にある各配線を無理に引っ張らないよう、ほどほどに…)。
ヘッドライトカウルの裏側にできた空間を利用して、ウィンカーを固定しているナット、接続されているカプラーを取り外し、車体から分離します(ショートの10㎜メガネレンチがあると便利です)。
ノーマルウィンカーを車体から分離した後、ウィンカーの配線をカプラー側から10㎝程度のところで切断し、
LighTech LEDウィンカー側のオスのギボシへ接続するためのメスのギボシを作成します。
配線の処理が終わったら、取り外した時と逆の手順でヘッドライトカウルにLighTech LEDウィンカーを固定します(固定用ナットは二面幅13㎜。こちらもショートタイプのメガネレンチがあると便利です)。
ノーマルウィンカーが取り付いていた部分には前側(小)と後側(大)にスリットのある穴が開いていますが、前側の穴を利用するとLighTech LEDウィンカーの固定用のネジ部がピッタリ収まります。ウィンカーの座面には市販の8㎜径のプレーンワッシャーを使用しました。
後側の穴は開いていても機能上支障はありませんが、ディテールに拘りのある方にはLighTech製ウィンカープレートを併用するとノーマルウィンカーの取り付け穴がカバーされて、より見栄えが良くなりそうです ♪
因みに先にギボシを接続してしまうとLEDウィンカーを固定するナットを配線に通せなくなりますので、
①LEDウィンカー本体をヘッドライトカウルに付属のナットで固定
②オス・メスのギボシを接続
③カプラーを車体側に接続
の手順で行うと作業がスムーズです。またLighTechの配線と車体側の配線の色が異なりますので、下記をご参考にくれぐれも逆に接続しないようご注意ください。
プラス | マイナス | |
ノーマルウィンカー | 緑色 (右) / 黒色 (左) | 水色 |
LighTech LEDウィンカー | 赤色 | 黒色 |
GSX-8Sリアウィンカーの交換
現車は既にLighTechのアジャスタブルナンバープレートホルダーが装備されているので、リアウィンカー交換は大変スムーズです。
元々、LighTechのアジャスタブルナンバープレートホルダーにはLEDウィンカー専用のステーが付属しておりますので、
LED用ウィンカーステーをナンバープレートの台座の裏に固定した後、LEDリアウィンカーを固定します。
リア側はウィンカーの配線が一部露出しますので、コルゲートチューブ等でカバーしておくと配線の保護にもなりますし、見た目もスッキリとした仕上がりに ♪
車体へ接続するための配線作成についてはフロントウィンカーと同様の手順で進めます。
ノーマルウィンカーの配線を切断(リア側は30㎝程度の長さが必要です)、メスのギボシを作成。配線のプラス・マイナスの色の組み合わせはフロント側と同じ組み合わせとなります。
アジャスタブルナンバープレートホルダーを車体下部に取り付けている4本のヘキサゴンボルト(↑)をある程度緩めておくとウィンカーの配線をスムーズに車体内に通すことができます。
(テールカウル内の構造については以前のブログも参考にしていただければと思います)
GSX-8Sウィンカーリレーの交換
LEDウィンカーの取り付けが終わったら仕上げにウィンカーリレーを交換します。
ノーマルのウィンカーリレーは通常の電球のみに対応しておりますので、LEDウィンカーに対応したリレーを取り付ける必要があります。今回は市販の汎用LEDリレーを使用しました。
GSX-8Sのウィンカーリレーはフューエルタンクの下に位置しています。フューエルタンクの脱着となると作業が大変そう…と感じてしまいますが、GSX-8Sのフューエルタンクはリフトアップできる構造ですので、意外と簡単にウィンカーリレーにアクセスが可能です。
以下、簡単にアクセス手順をまとめますと…
①メインキーでリアシートを外した後、 フロントシートを取り外し
②フューエルタンクフロントカバー(リベット×2を取り外し後、前方にスライド)、
フューエルタンクサイドカバー左右の取り外し(タンクにはめ込んだ形で固定されています)
③左右シュラウドの取り外し(ボルト、リベットを取り外し後、前方にスライド)
④フューエルタンクをリフトアップ(10㎜ボックスレンチ使用)
10㎜のボルトを取り外すとフューエルタンク前側を持ち上げられるようになります。するとフューエルタンク下、右前方にすぐにリレーが見えますので、LED対応のリレーに交換します( ↓ 画像左側がノーマルリレー、右側がLED対応リレー)。
尚、LighTechではLEDウィンカーに対応したレジスターもラインナップしていますので、ウィンカーリレーの交換をせず、レジスターを使用することでウィンカーを点滅させることも可能です。
GSX-8S&LighTech LEDウィンカーの仕上がりは…
LighTech LEDウィンカーに交換後のスタイリングはこちら ♪
フェンダーレス化に伴い、気になっていたウィンカーのボリュームが抑えられ、よりスッキリとバランスの良いスタイリングへと変貌を遂げました!
自分の理想のイメージを具体化する過程はオートバイのカスタマイズの醍醐味ですよね。一気に理想の形を作りあげるのもよし、徐々に完成形へ近づけていくのもよし、ですね。
今回ご紹介したのはGSX-8S & マルチピクセルLEDウィンカー( FRE936NER)の組み合わせでしたが如何でしたでしょうか。
因みにGSX-8Sの兄弟車であるGSX-8Rはフルカウル車ですのでフロントウィンカーの取り付け位置が異なります。また標準でLEDのウィンカーが装備されておりますので、今回ご紹介したGSX-8Sへの取り付け手順をそのまま適用できませんが(特にウィンカーリレー周りの構造がGSX-8Sと異なります)、LighTehchのフェンダーレスキット+LighTechのLEDウィンカーを組み込んだリヤ周りについては両者ほぼ共通ですので、8Rオーナーの皆様にもご参考になればと思います。
今後も、よりカッコ良くすべく、GSX-8Sのカスタマイズを継続していく予定です ♪ 続編も是非チェックして頂ければと思います!
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